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格子行灯の灯り 2
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以前にブログに載せた格子行灯を作る前に、試作として作った行灯です。

随分と前に作ったものです。

色々な格子のパターンを実際に見てみたかったので、格子を八面とれるようにしました。

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透かし彫りは帯状にして、こちらも八枚彫りました。

かきつばた・朝顔・笹ゆり・椿(画像なし)に、

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額あじさい・かたくり・蓮・桜の八枚です。


格子も手こずりましたが、透かし彫りも大変でした。

残しが一ミリないところなどは、下手に糸ノコの歯を引っ掛けたりすると、簡単に折れてしまいます。

現に、初めから彫り直したものもあります。

やすり掛けも慎重にやらないと、パキッと悲しい音が響きわたる結果に…。


桜と蓮は、正面から見ると細かな点が江戸小紋のように見える様に、0.2ミリのドリルで穴を開けて点描写にしてあります。

桜は花びら、蓮は葉っぱが浮かぶようにしました(写真では分かりませんが…)。


この行灯かなり縦長で、高さが53センチ、幅が21.5センチです。

材は全てヒノキ。

塗料には柿渋を使いました。

釘は一本も使わず、ホゾを切って組みました。


試作で作りましたが、時間と労力がたっぷり掛かったので、手放せない一品になりました。 

※それでも、実際は既にほこりが被っています。本当は作りたいだけなのかも知れません…。


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by yurunami6 | 2008-03-18 03:03 | 手作り
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